どこまでも技術を磨くことができ、
みんなが笑顔で働ける会社を
つくっていきたい。

INTERVIEW06

HIROKAZU SAKURAI

アイ・ティ・ワークス 事業推進本部

1998年入社

櫻井 広和

数十円のCDにデータやプログラムが記録されるだけで、数千万、数億円の価値を持つ。情報そのものが価値を生む時代を目の当たりにし、興味を持ったことでIT業界へ。経営理念や雰囲気に惹かれシステムサーバーに入社。大手携帯電話会社や自動車会社の大規模プロジェクトを経て、現在は日本と中国で約30名もの技術者が稼働するプロジェクトのマネジメントを担当。後進の育成にも注力している。

櫻井 広和

数十円のCDにデータやプログラムが記録されるだけで、数千万、数億円の価値を持つ。情報そのものが価値を生む時代を目の当たりにし、興味を持ったことでIT業界へ。経営理念や雰囲気に惹かれシステムサーバーに入社。大手携帯電話会社や自動車会社の大規模プロジェクトを経て、現在は日本と中国で約30名もの技術者が稼働するプロジェクトのマネジメントを担当。後進の育成にも注力している。

印象に残っている仕事を教えてください。

1ヶ月の学習より1週間の実践。
厳しいプロジェクトほど、技術者として鍛えられる。

やはり厳しい状況下でなんとかやりきったプロジェクトが印象に残っていますね。例えば、お客様のシステムが使えなくなったとき。時間に限りがあるなかで復旧の目途が立つまで作業しなければいけないので非常に大変です。しかし、振り返ってみると、そんなトラブルこそ自分を技術者として鍛えてくれたと感じます。原因を探るなかで「ここでこういう制御をしているんだ」といった発見や、より深く仕組みを知る機会があるからです。同時に、何が起きていて何が原因なのか、整理した事柄を相手にきちんと伝えなければいけないので、コミュニケーション力も磨かれます。渦中にあるときは大変ですが、厳しい状況を乗り越えるからこそ、技術者としてのレベルアップやお客様からの信頼、後輩の育成に繋がります。研修や勉強会も必要ですが、やはり1ヶ月の学習より1週間の実践です。育成のため、あえて少し背伸びが必要なプロジェクトにメンバーをアサインすることも。できることができるのは当たり前。努力して達成感を得ることが成長に繋がると実感してきたので、後進のためにそんな成長の機会をひとつでも多く作っていきたいと思っています。

システムサーバーの魅力を教えて下さい。

より良い仕事のために、年齢や役職に関係なく、自分の意見を言える環境がある。

私の入社動機でもありますが、上から下までの距離が近いことが当社の魅力だと思います。人によっては嫌がるかもしれませんが、私にはこれがとても合っていました。「全員経営」と掲げているように、年上でも役職が下でも、より良い仕事のためなら、誰でも自由に意見を言うことができる。もちろん、自分が間違えることもあります。しかし、それを恐れていては、ずっと誰かの指示に従って仕事をこなすだけになってしまいますよね。思っていることを言うのと言わないとでは納得感も全然違う。だからこそ、若い人たちも積極的に声をあげて欲しいと思っています。
しかし、今まで10人、20人であれば容易にできていた議論も、100人、200人となれば難しくなってくる。先を行く立場として、会社が大きくなっても全体の意見を吸い上げられる仕組み作りが必要だと感じています。

櫻井 広和
櫻井 広和
今後の目標を教えて下さい。

自身や組織の成長のためにも、
自分の仕事を後進へ手渡していきたい。

現在の目標は、組織をマネジメントする力の強化と後進の育成の二本柱。いずれも一朝一夕にはいかない、実は最も難易度の高いプロジェクトかもしれません。しかし、自身はもちろん、組織の成長を考えたときに、どうしてもやり遂げるべきことだと思っています。今の仕事を続けている以上、時間的にも体力的にも新しい仕事はできないので、これからの自分に期待されているミッションに注力するためにも、今は少しずつ信頼できる後進に自分の仕事を引継いでいるところ。そうすることで、一緒にレベルアップしていきたいですね。みんなが技術を磨きつつ、笑って働ける居心地のいい会社が私の理想。これからは一層、そのための制度や仕組み作りに尽力したいと思っています。

向いているのは、こんな人!

イエスマンではなく、より良くするためにきちんと意見が言える人。

特にモノづくりの場面では、自分が思ったことを飲み込まずきちんと言える人がいいですね。最初は難しいかもしれませんが、その意識は持っていて欲しい。あとは「明るい人」。笑顔で挨拶ができて、時に冗談も交えて話ができる明るさがあり、ITが好きで技術や業界の動向に明るい人。そんな方が活躍しているように思います。